第二話
我がグラモン家は軍人の家系。
と、言う事で御披露目として亜人退治らしい。
何でも、学者の家系で戦闘技能なんて持ち合わせていない貴族がグラモン家の領地にほど近い土地を領地として治めていて、その領内出てきたモンスターを処理して欲しい、とうちに泣きついてきたとかなんとか。
で、軍人の家系と言うのは、こう言う仕事は断れない。
戦ってこその軍人だ、断るなどと言う選択肢は存在しないな、当然。
ついでに言えば、学者の家系だからこそ助けてくれる事もあるから、相互扶助は世の成り立ちとしては必須だ。
それの何が御披露目につながるのかわかり難い話かもしれないが、理由は簡単。
初陣だ。
だからと言って私とギーシュの二人きりでモンスター退治、と言う訳ではないのだが、それでも気分は高揚する。
別に、私の故郷は戦場だ、等と言うつもりはないのだがな。
ただアレだ。
十三歳で初陣と言うのは少々早過ぎやしないだろうか?
「緊張してるみたいだね、クリス?」
「何、これでも私は十三歳の乙女なんだよ?
魔物相手に殺し合いなんて事になる以上は緊張の一つもするさ」
「ん、やっぱり君はそうでなきゃいけない」
悔しいね、まったく。
私の感情なんて一目で見抜ける訳だ。
自分だって緊張している癖に、こんな事を言ってくるとは。
私の成長を容易く追い越してしまったように見えて、ちょっと悔しいじゃないか。
私には二十六年のアドバンテージがあると言うのに。
「しかし、今回の御披露目はまだ良いじゃないか。
次は、君の苦手な園遊会に参加しなければいけないんだよ?」
「……それは、忘れさせて」
園遊会。
トリステインの女王陛下の誕生日行われる二週間も続く園遊会。
舞踏会に晩餐会、詩吟の会なんて言うモノもあっただろうか?
とにかく、私もそれに参加しなければいけない。
ギーシュと一緒に、グラモン家の末子の御披露目だ。
元服と言う訳ではないけど、貴族社会に顔を出さなきゃいけない時期、と言うモノが私にも来た、と言う事だ。
軍人として、戦士として武勲を示すのはまだ良い。
別に戦いが好きって訳ではないけど、見知らぬ男相手に踊りを踊ったり、渡し的には羞恥心を煽られる詩を書かされたり朗読させられたりする事に比べれば、こうやって戦いに向かって武者震いと言い訳しながら恐怖を誤魔化しながら死地に向かう方が余程ましだ。
父も母もなんだ?
あんな、恥ずかしい言葉の羅列をさせて、上手だと言われても私は嬉しくなんてない。
それに、前の身体も大きくはなかったが、この身体は前にもまして小さいんだぞ?
十三歳で身長百三十六cm――こっちだとサントだけど――しか無いのに、男と踊っても子供が玩具にされてるようにしか見えないだろうが。
そもそも、人形みたいでかわいいと言われても嬉しくない」
「いや、クリスを見てそう思わないのもそれはそれでどうかと思うよ?」
「それ、誉め言葉じゃないから、ギーシュ」
「うん、僕も誉めているつもりはない」
……最近、ギーシュのツッコミに優しさがなくなってきた気がするなぁ。
妹いぢめだろうか、これは?
「しかし、クリスも慣れてきたみたいだねぇ」
「慣れるって、何に?」
「君が口を滑らせて思考を話す事に対しての応答」
あぁ、そう言えば、私はまた考えを口にしていたのか。
確かに、私は自分から自分の事を人形みたいとか言ったりはしないしな。
それはもう外見上の事なので諦めるが、直さなければいけない癖なのに、慣れてどうするんだろうか、私は?
「ギーシュ様、嬢、そろそろ到着します」
「ん、あぁ、わかった」
「わかったけど、何で何時まで経っても私は嬢なの?」
「……さて、私達はこれから準備にかかりますので、失礼します」
逃げた。
「逃げたね」
「うん」
何故か、こうだ。
父の部下の人達、と言うか、グラモン家に関わりのある大半の人間が私を嬢とか嬢ちゃんとか呼んでくる。
ギーシュに対してはギーシュ様とか坊ちゃんとかちゃんと敬称で呼んだりするのに、私はそんなに子供っぽいのだろうか?
「好い加減認めたらどうだい?
自分がどうしようもなく愛らしいと言う事実を」
「……それだけは無理」
「そうかい」
人が必死の思いで否定しているのに、あっさりと言ってくれる。
そんなに私をからかっておもしろいのだろうか、この二十六歳年下のはずの双子の兄は?
「ま、それはそうと、準備も出来たようだね、皆の」
「むぅ、追求したいのに、仕方ない。
ギーシュ、号令はそっちでお願いね?」
「何故だい?
クリスが号令を発した方が皆の気合が入ると思うけど?」
気合が入るのは知っている。
と、言うか出発前にやらされて思い知らされた。
あんな、孫娘が必死で御遊戯している様子を見る親の目線みたいな感じで、妙に暖かく見守られるのはイヤ。
「出発する時は私がしたんだから、次はギーシュの番なの」
「……ま、良いけどね、そこまで言うなら」
ギーシュ?
何でそんな、仕方ない、と言う顔をしつつも何処か嬉しそうなの?
何かする気?
「さて、準備は出来たね、諸君?」
拍手を一つ打ち、告げる。
作戦行動中だからそんなに騒いでいた訳ではないけど、それでも三十人からなる兵の耳目をそれだけで集めるのは凄い。
メイジだけ、もしくは一般の、グラモン家に仕えて長い者達ならわかる。
だが、ここにはこの時の為に集められた傭兵達も居るのに、その者達の注目すら集めて見せた。
私には無いが、ギーシュはグラモンの家の血なのか派手好きなところがあるからか、人の耳目を集める才が、言い換えれば人を率いる才がある。
……と、思う。
少なくとも、私にはこの人数を拍手一つ打つだけで注目させる事なんて出来ない。
絶対にやりたくない最後の手段を使わなければ、と言う言葉が頭につくけど。
「今回の仕事は諸君にとっては手馴れているであろうオーク退治だ。
だが、今回は、それと同時に僕達の御披露目でもある」
もったいぶった言い回しではあるが、普段は必要としない、御披露目だからこその儀式のようなモノ。
そう言う事も必要だろう。
まぁ、我が家に常駐している者達ならともかく、雇われただけの者達にとっては退屈と言うか迷惑極まりないとは思うが。
「僕は、別に良い。
実際の話、僕はおまけみたいなモノなんだからね」
「ん?」
何か、話の流れが怪しくなってきてないかな、これは?
「諸君は、諸君なら僕の言いたい事はわかるだろう?
諸君が選ばれた理由を、諸君がここに居る理由を、だ」
えっと、使用人とか父さんの部下の人達以外は無作為に雇ったんじゃなかったと聞いたけど?
違うのか、もしかして?
違うとして、ギーシュが話しているのに何で私に視線が集まるのかな?
「諸君等の偶像たるクリスティナ・アイリス・ド・グラモンが為に奮戦せよ!!
クリスの望みは、誰もが幸せな未来を。
それは在り得ない望みだ。
どうしようもない嘘だ。
けど、だからどうした?
確かにここで望みは言葉にされ、それはどうしようもない嘘だ。
だが、嘘は吐かれたんだ。
なら、もうそれを現実にするしかない。
その望みを確たるモノにする為、僕達は泥を被ろう。
泥に塗れ、血に塗れ、絶望の中を往くぞ、クリス親衛隊の諸君!!」
『応!!』
……あぁ、御披露目の話が出た辺りから、父さんやギーシュ達が私に秘密で動いていたのはこのタメか。
今のやりとり、確かに多少と言うかそれなりにかっこよかったと思うよ?
それに、クリス親衛隊って何?
余りふざけてると、怒るよ?
けど、まぁ、言葉にしちゃった以上は仕方が無い。
それを確かにする為に、動こうか。
…………物凄く恥ずかしいし、数匹のオーク鬼退治にこれは仰々し過ぎるんじゃないかって気もするけど、始まりは何もかもこんなモノなのかもしれないし、ね
報告では五〜九匹程度の小規模の群と言う話だったが、どうやら報告は間違いだったらしい。
今、肉眼で確認出来るオーク鬼の数は約十五。
だが、こちらはこちらでそれなり以上に腕のあるメイジを筆頭にした兵が居るのだ。
十二分に事足りる。
丁度移動中だったんだろう、洞窟の中には居らず空の下に居る。
これなら、狙っていた手が使えるな。
幸運は更に重なって今は曇天。
雨は降っていないが、それが幸いとも言える。
初手、こちらからの第一撃は決まっているのだから。
「罠の設置状況は?」
「逃げ道の方に落とし穴を設置して、その後の逃走予定位置には兵を伏せてある」
理想的な状況だとしても、詰めはしっかりとしておかないといけない。
いくらこちらの攻撃力が高かろうと、身体能力に関しては向こうの方が圧倒的に上なのだから。
「霧を」
「承知しました」
同行していた水のメイジに指示を出す。
作戦開始の合図でもある霧を呼ぶように、と。
野営地にする為だったのか、ここは川が近い故に霧が出ても自然と受け入れてくれるかもしれない。
オーク鬼の頭では多少の不自然さなど、気にもとめない可能性が無い訳でもないし。
で、初手の準備。
腰に下げた布袋の中身をぶちまけ、それを空気のボールの中に閉じ込める。
袋の中身は灰。
そこに、水を呼び出して凍らせる。
皆の認識としてはラインメイジの魔法って事になるんだろうけど、私は一つずつ魔法を使っているだけ。
灰を内包させた空気の幕を数分間維持する魔法。
灰に水を吸わせて氷の粒にする魔法。
順番だ。
本物のトライアングルかスクウェアのメイジならしないで良い苦労ではあるが、トライアングルに届くかどうかって言うところに居る私が威力を高めるにはこうするのが良い。
何せ、精神力だけは前の世界の分も合わせて使えるのか妙に多いから。
ともかく、空気の幕の中に乱流を生み出す。
そして、ゆっくりと始まる放電現象。
流石に音が響くのでサイレンとを上掛けして、消音。
こうやっていると、前の世界ではただの暇潰しだった教育バラエティとか言うジャンルの番組を見ていて良かったと心底思えてくるな、本当に。
「では、“雷球”を放ちます。
次はギーシュの槍を、次いで皆で掃討をお願いします」
ギーシュは、まだ力が足りないので他から力を借りる。
錬金で槍を数十本創り、それを風のメイジが飛ばす。
ギーシュの本分はゴーレムの操作だけど、今の精神力じゃあコレの方が良いのだ。
最終的には、遠距離の時はゴーレムを砲台にして人とは桁の違う膂力で投槍を続け、中距離では突き、近距離では剣に持ち替えての戦闘と言う形になる……と、予定。
『はい』
ともかく、準備をしていた皆からの返事が返って来た。
風で、オーク鬼のおおよその位置は確認してある。
そこを目標に、ゆっくりと雷球を押し出していく。
下手な事をしたら破裂してしまうから、ゆっくりと。
「3」
カウントダウン。
「2」
予想通り、霧の事をまったく疑問に思っていないのかオーク鬼達は一箇所に固まって焚き火に当たっている。
霧が出たからこそ、集団が小さくまとまりつつあるようにも見えるが。
「1」
後、少し。
オーク鬼達の頭上で、無音のままに臨界近くまで雷球は雷を溜め込んでる、ハズ。
これで、ほとんどノーダメージとか言われたら泣くな、私は。
「作戦、開始」
「……っぎぃぃぃぃぃぃいいいいい!!!!!!!!!!」
大絶叫。
あの場に居たオーク鬼の半数は行動不能になった、よね?
生物である以上、電撃を浴びればそうなる、ハズ。
「ギーシュ」
「了解、お願いするよ、皆」
私の言葉にギーシュは答え、事前に創っておいた槍を並べ、指示を出すと風のメイジ達がそれを飛ばし始める。
私は、念の為に別の魔法の用意だ。
しかし、他の面々は一切動いてないけど、どうしたんだろ?
ギーシュの攻撃を始めるのを確認したら動き出すように言ってあったはずなのに。
しかもギーシュの攻撃にしても、十本も槍を飛ばしたところで止まったし。
何事?
「どうやら随分と緊張していたようだね、クリス?」
「えっと、どう言う事?」
「今ので全滅したんだよ」
「……アレ?」
言われてみれば、確かに風で音を拾おうとしても雷球と元々オーク鬼達が用意していた火が爆ぜる音しか聴こえない、かも。
なんて言うか、あっけなさ過ぎる気がする。
いや、それだけ雷球の威力が高過ぎたのか?
「クリス、今回は敵がオークだからって勢い良く灰を使い過ぎたのが原因じゃないかな?」
「……あぁ、言われてみれば、確かに」
普段は一握り分ぐらいしか使わないのに、今回は敵も多いし、目的は殲滅だからって事で布袋丸ごと行っちゃったからか。
それに合わせて空気の球も大きくしたし、確かにアレだけやれば威力も倍増どころの話じゃあなくなるな。
ちょっと、失敗。
「えっと、じゃあ、とりあえずは、生死の確認と、ああ言う亡骸は病の元になったりするし、獣が寄ってきても面倒だから焼却処分って事で、お願いします」
「はい!!」
でも、ま、終わったし、良いか。
初陣なんてこんなモノ。
「とりあえず、灰の量とか放電量の関係とか、調べておかないとね」
「まぁ、うん、そうする」
まだ私の力量じゃあ純粋なトライアングルスペルを唱えるのは難しいから、数少ない高威力の魔法だ。
威力を把握しておかないと、集団戦とかじゃ使えない。
そもそも時間がかかるから、こうやって奇襲する以外に使い道がなぁ。
普通ならスペルの詠唱、杖を振って術が発動ですむけど、私のはかなり時間を食う。
ドットレベルの呪文だから一回の詠唱が短いとは言え、それが四回。
それ以前に事前準備として灰を用意したりしなきゃいけないし、何時でも何処でもそんな事が出来るトライアングルクラスのメイジは尊敬する。
……周りの人が言うところの平民に近い思考を持つ私から見ると、性格面に難のある人が多数を占めていたりするのでそちらの面で尊敬できるかと言われると微妙だけど。
「ギーシュ様、嬢、近くの森の中に女の子が……」
「怪我は?」
「いえ、それはまったく」
「その子をこちらに……いや、その子は何処に?」
「こちらです」
怪我をしているしていないに関わらず、私達が動くべきだろう。
私が後ろに陣取っているって言うのはそもそもイヤだし、何よりも子供が相手なら大人よりも年が近い私達の方が良いだろうから。
しかし女の子、か。
人間の女の子、なんだろうか?
オーク鬼云々もあるが、この森は元々深い。
野生の獣の類も少なからず居るし、大人でも油断すれば死ぬようなこの森に、まったく怪我の無い女の子がねぇ。
可能性としては、口減らしの子捨て、オーク鬼に対する餌もしくは供物、それとも子供のカタチをしたまったく別の“何か”。
口減らしにしても、時期が半端だろう。
ここの領主は治世の方はきっちりしているそうだから、オーク鬼の情報が入った時点で即座にうちに連絡が来たから田畑が荒らされたと言う話もそう聞かないし、下手に税をかけて民に死なれても困るからと税の負担を減らして援助するとも言っていた。
供物や餌云々にしても、子供の肉を好むオーク鬼にとっては極上の獲物である子供が無傷で今も残っているのはおかしい。
私達は連絡を受けて早々に退治に出発したから、今生き残っている子供が居る訳が無いのだから。
囮云々だったとしても、それを私に報告する必要も無い。
私がそう言う風に人を使うのが嫌いだって言うのは、このメンバーなら、本気か冗談かはともかくクリス親衛隊なんて名を名乗っている以上はしないだろう。
と、なると、その女の子は、私達にはわからない理由で森の中に居た事になる。
オーク鬼や様々な獣の居る森の中、無傷の子供が一人、ね。
翼人とかの亜人の類?
いや、それなら、外見的特徴で即座にわかるから今それを言わなかった理由が無い。
メイジ、もしくはメイジ殺しとか呼ばれるレベルの戦士?
……それも無いか。
メイジなら隠れる必要は無いし、没落貴族だったとしたら今ここに出てくる意味もわからない。
後者なら有名で無い訳がないのだ。
女の子と言われる容姿を持ったメイジ殺しの傭兵など、私達についてきてくれた傭兵達が知らぬ訳もない。
普通の亜人のような特徴的な容姿を持たず、メイジでもなんでもない普通の子供、と言う事になるのか、そうなると。
それこそ、在り得ない。
……普通に考えれば在り得ない、けど可能性としては存在するのが一つ、あるなぁ。
吸血鬼。
普通の人にしか見えず、されど普通ではない人間。
それ以外には思い浮かばないな、私には。
まぁ、考えても答えは出ないし、下手な考えは余計な混乱を生む。
とりあえずは、見てみよう。
「こちらです」
さて、鬼が出るか蛇が出るか?
出来れば、吸血鬼って鬼は出てこないで欲しいなぁ。
――おまけ――
「ひとのわるぐちいっちゃめーなの!!」
幼年期、中身は大人であっても身体がそれについてこないおかげで、クリスは舌が回らずによくこうやって怒っていた。
「あーッ、そんなことしちゃめーなのぉっ!!」
その結果、言いたい事の大半を口に出来ず、グラモン家の邸には【めー】と、言う舌足らずな声が響き渡った。
「な、なぁ、お前は、どうだ?」
「あ、あぁ、俺も、そうだ……」
「「かわいいなぁ、クリス様は」」
そして、それにやられた使用人達が続出したらしい。
「むぅ、どうしたらクリスは叱ってくれるだろう?」
「貴方、いくらかわいいからって娘に叱られたがってどうするんです?」
「いや、しかしだな、その……かわいいじゃないか、とても」
「それは、そうですが……」
両親も、軽くやられていた模様だが。
まぁ、ともかく。
そんなこんなでこの舌足らずな声がグラモン家から響かない日はしばらくの間は無かったらしい。
「めーっ!!」
一番役得にあったのは隣に立つ少年だったのか、周りの人が怒られるのを見て楽しそうに笑っていたらしい。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あとがき
おまけを書いていて、まだ二話しか書いていないのに外伝でもっと幼い頃の話を書く事が確定してしまった今日この頃です
とりあえずこのクリス、魔法がちょっと苦手です
精神力は寝たら溜まる、使わなければ溜まる、とか何処かで聞いた気がするので、生前の分
つまりは二十六年分の精神力――魔力――のストックがあると言う事で……間違ってたらごめんなさいと言って終わるつもりですが
ともかく、精神力だけは山ほどあるのですが、やはり魔法と言うモノに慣れるには時間が必要なので、もうしばらくはトライアングルと言うかスクェアクラスの精神力と、ラインの上程度のメイジとしての実力を持って生きて行きます
まぁ、原作開始当初の時点ではレベルアップしている予定ですが
そんな訳で、こんな無茶なお話ですが、気にいってくださったのならば、しばしのお付き合い、お願い申し上げます
でわ、また次回
戻る 戻る 次へ